ホワイトニングの2009年9月の日誌

若い女性にも

ドライマウスが流行っていると

yahoo ニュースで見ました。

診療をしていると、

年配でも唾液の出が良い人は

体が健康で細胞が元気なんだなと認識します。

若いのに、唾液の出が悪いのは、

ストレスなど心療内科的な事情、

ホルモンバランスの変化も原因と考えられます。

唾液は、きちんと理由があって流れます。

抗菌作用や、自浄作用と、

唾液の分泌が悪いと、

口がねばついたり、カピカピしたりという以上に、

虫歯や歯周病の原因になります。

せめて、水分をたくさん取って、

脱水状態にならないように気をつけて下さい。

昔ガンプラという（ガンダムプラモデル）が流行りましたが、

女子チームではビーズが流行りました。

手先が器用でないと、なれない技工士さんの仕事

とある技工所の試験で、ガンプラを作らせるというのがあったと、

ヤフーニュースで拝見いたしました。

息子の手先がおぼつかないので、

将来歯医者に適性があるのかどうか、

夫と話題になったとき、

ガンプラを作らせて、手先を鍛えると

まだ小さい息子に、ケロロ軍曹のプラモデルを

買い与えたことを思い出しました。

最近、私もビーズを作っております。

長年の婚活が実って、

3日後に挙式。

電撃結婚となると、

忙しすぎて、

歯のお手入れも、ぎりぎりになってしまう。

あぁ、あと、2週間早くいらしていただきたかった。

と、私が焦りまくることもよくあります。

長年の汚れを落とすだけでも間に合わなそうなのに、

虫歯に、プラスティックの色の合わない詰め物が

多数あったりして、

ホワイトニングをしてから、色合わせをして詰め物

という工程を、

花嫁レベルの白さで

となると、

最低2週間は余裕を持って
早めに受診していただきたいのです。

もう、絶対に間に合わない

そんな時は、

歯にマニキュアを施します。

なぜ、エマージェンシーケースでないと

いやかというと、

もしもし、硬いものでも食べて、

マニュキアがかけてしまったら。

花嫁さんの、歯が1本だけ黄色い

そんな、ホラーのようなシチュエーションを

想像すると、

生きた心地がしないのです。

なので、

他に方法がないという場合、

即効性があって、

難点が多いような人にとっては、

一時的に、すべてを可能な範囲で

隠すことができるので、

特に写真撮影がある場合

裏ワザ、ウルトラＣ的に

便利かもしれません。

便利だなぁ。と

大学病院や歯科材料メーカーなどで行われている
ホワイトニングのアンケート調査があります。

その中でほとんどのアンケートで共通しているのは、
「ホワイトニングをして良かったですか」という質問です。
もちろん答えのほとんどが「はい」となっています。
まあこれは歯が白くなっていやな人はいないので当然といえば当然ですが、、、

興味深いのが、会社員へのアンケートで「ホワイトニングをして何が変わりましたか？」
という質問です。

その答えの中に、「仕事が順調に進むようになった。」「営業成績が上がった。」　などという
答えがありました。

あまり営業とか関係ない職業なのでイメージが沸きませんが、
歯を白くすることで、自分に自身が持てるようになって、
それが仕事にもつながるということかもしれません。

仕事がうまくいかないときには、
一度ホワイトニングをお試しになられてみてはいかがでしょうか？

歯に、グレーっぽいシマのある人を

見かけたことはありませんか？

コンプレックスに思っている人は多いのですが、

テトラサイクリン歯というものです。

テトラサイクリン系の抗生物質を、

歯が形成される時期に服用すると、

歯の内部に沈着して、変色の原因になっております。

紫外線に当たると、より変色が濃くなるので、

出っ歯で、良く見える人ほど

変色が著しいという、

悲しい結果。

歯が変色するという、恐ろしい副作用のため、

使用を控えられてはいますが、

一部呼吸器系の病気にはいまだに使用されているようです。

人間は、まずは体が健康でなければなりませんが、

精神的にも健全んで、幸福でなければなりません。

歯がグレーに変色して、
笑いもしなくなっている、悩める女性を見るたび、

心苦しく思います。

ホワイトニングで、まずはトライ。

歯の裏側から漂白剤を詰める、ウォーキングブリーチ、

ラミネートベニヤ、オールセラミックの差し歯などで、

いかようにも、きれいにすることができます。

長年、悩んでいたものが、治ると、
心に刺さったとげが抜けたように
晴れやかな開放感を味わいます。

人生が変わる、治療だと思います。

巷では、アンチエイジングという言葉を

盛んに聞きますが、

老化が如実にあらわれるのは

毛髪、眼、歯だそうです。

20代～50代にかけて、

年齢不詳な美人が増えておりますが

服装が若々しいほどに、

バサバサの髪、
老眼ぽいしぐさ、
黄ばんで、ヒビだらけで、
歯肉が退縮していては、

なんだか痛々しい。

歯に関しては、
汚れをホワイトニングで落として、

色調の合わない被せものは、
ホワイトニング後に、オールセラミックで被せ治し、

清潔で、若々しい印象を取り戻せるでしょう。

ぜひ、歯のアンチエイジングもお忘れなく。

今日は、母と、弟、叔母と、ランチをしました。

やはり、身内にしかわからない、

小さい頃の思い出話に、花が咲き、

祖母に、「歯が小さくて、黄色くてトウモロコシみたい」

と言われた記憶を話すと、

「えー、そんなこと言われたの。ひどーい」

まぁ、思春期だった私は、割と気にして、
あまり歯を出して笑えない時期がありましたが、

こうして、歯にコンプレックスのある患者様のお気持も

良く分かり、さらには治して差し上げる方法も熟知していて、

お手伝いできる、歯科医師になったわけで、

「そのこと、コラムに書いてあるから読んでよね。」というと、

弟に「転んでもただでは起きないね～。」と、感心されたのか、
あきれられたのか？

歯が美しくなかったこと、長年気にしていたこと、
そのせいで、笑う時、口をおさえてしまったこと、

結局、すべては無駄ではありませんでした。

今、私は、ホワイトニングとセラミックで、

大笑いできるようになり、幸せです。